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沖積低地の地形環境学

沖積低地の地形環境学

最新情報をふまえた地形学の基本書。第1部で沖積低地研究の背景を学び、第2部で災害調査や古環境復元など研究実例を紹介する。

著者 海津 正倫
ジャンル 地球科学・防災 > 防災
文化・歴史 > 考古学
出版年月日 2012/10/20
ISBN/JAN 9784772252638
判型・ページ数 B5・188ページ
定価 4,400円(本体4,000円+税)
在庫 在庫あり
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目次

第1部: 沖積低地の基礎
 1: 沖積低地を知る(海津)
 2: 沖積低地はどのような場所につくられるか(須貝俊彦)
 3: 沖積低地を構成する地層はどのようにしてできてきたか(堀 和明)
 4: 沖積低地の地形の特徴と成り立ち(小野映介)
 5: 微地形と浅層地質から読み解く地形環境変化(小野映介)
 6: 沖積低地と水害(海津)
 7: 沖積低地と地震(海津)
 8: 航空機レーザ計測データと沖積低地の地形環境(長澤良太)
第2部: 沖積低地の事例研究
 9: 世界のデルタ(堀 和明)
 10: 濃尾平野の形成場(須貝俊彦)
 11: 濃尾平野の表層堆積物(堀 和明)
 12: 越後平野の地形特性と高精度地形発達史構築への課題(小野映介)
 13: 矢作川沖積低地における地形環境変遷と遺跡の立地(小野映介)
 14: 珪藻分析を用いた浜名湖周辺の沖積低地の地形環境復原(佐藤善輝)
 15: 液状化現象と地形・地質条件との関係(林 奈津子)
 16: 海岸平野における地形と津波の挙動(海津)
 17: マレー半島海岸平野の地形発達と酸性土壌(海津・Janjirawuttikul)
 18: 衛星リモートセンシングでみる洪水と微地形(長澤良太)

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内容説明

人々の生活と密接にかかわる沖積低地の地形環境について,そのダイナミックな生い立ちの基本を整理し,さらにそれらをふまえた具体的な研究事例を紹介する。大学生・実務者のための基本テキスト。参考文献・索引も充実。

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