目次
2: 対象地域の地理・歴史・人口を調べる---正確でみやすい「略図」を描く,地域の「歴史」を簡潔に書く,地域の「人口」の特徴を説明する
3: 対象地域の自然条件を調べる---「災害と地形」の関係の基礎がわかる,地図から「地形」を読み取る,地域の「気象」や「河川」の特徴を説明する
4: 対象地域の自然災害を調べる---地域の簡略な「災害史」を調べる,どのような種類の災害が起こりうるか説明する,どの程度の被害が想定されるか説明する
5: 現地で調べる---防災のための「地形図」の使い方の基礎がわかる,現地で「見る」「撮る」方法がわかる,現地で話を「聞き」「記録する」方法がわかる
内容説明
地域住民や行政職員が,防災のために地域を調べるときに役立つ本。誰にでもできるやさしい方法を紹介するとともに,無意味なデータや記述にならないように,防災に役立てる要点を記載しました。この本で紹介するやり方で地域を描くことで,地域の課題や防災の要点がみえてくるはずです。 著者は静岡大学防災総合センター准教授。著者のページでは災害情報についての基礎知識や調査結果などがご覧いただけます。 ★書評「地図中心」2013年1月号