目次
第1部: 立地論の基礎
1: 農業立地論の基礎と応用
2: 工業立地論の基礎と応用
3: 中心地理論の基礎と応用
4: オフィス立地と都市システム論
5: 集積の理論
6: 空間経済学
第2部: 立地論の応用
7: 現代工業の立地調整と進化経済地理学
8: グローバリゼーションと多国籍企業の立地
9: 知識フローと地域イノベーションの新展開
10: 商業立地の刷新と中心市街地の衰退問題
11: 創造性と文化産業の立地-アニメ産業を例に-
12: 少子高齢化社会と福祉サービスの立地
13: 環境問題と立地論
終章: 現代立地論の課題
内容説明
少子高齢化社会,低炭素社会を迎えたいま,新たな立地政策が求められている。チューネンやレッシュ,クリスタラーなど古典とされる理論に加え,都市システム論や集積の理論など最新の理論まで立地論の基礎理解とともに,さまざまな現代的課題への応用について解説する。 多国籍企業のグローバルな展開や中心市街地の衰退問題,福祉サービスの整備,環境・エネルギー問題など,現代社会の理解に立地論は欠かせない。 [編者以外の執筆者] 伊藤健司,近藤章夫,杉浦真一郎,外枦保大介,半澤誠司,與倉 豊