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民俗医療の人類学

東南アジアの医療システム

民俗医療の人類学

古典的医療や土着の民俗医療が、近代医療と共存する社会。人々の健康への願いを反映したシステムの、意義と背景がわかる。

著者 吉田 正紀
ジャンル 文化・歴史 > 文化人類学
出版年月日 2000/06/20
ISBN/JAN 4772214534
判型・ページ数 A5・214ページ
定価 3,080円(本体2,800円+税)
在庫 在庫あり
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目次

第1章: 東南アジアの民俗医療システム
第2章: 多民族地域の民俗治療者
第3章: ジャワ人移民と民俗治療者
第4章: 文化的病気と疾病行動
第5章: 複数医療システムの利用

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内容説明

日本での漢方や鍼灸同様に、世界各地でも伝統的医療と近代医療が共存している。多民族が居住する東南アジアの民俗医療の実態を詳細に描いた一冊。 病気の診断と治療、健康の観念や健康維持の方法、治療の経済、家族親族の捉え方など、民俗医療をめぐるさまざまな様相がわかる。また、人々の健康への願いを反映したシステムの成り立ちと文化的背景、人々の行動、民俗医療の伝播の特徴を考察する。医療から、多民族が居住する東南アジア社会の特徴を理解できる。

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