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黄砂

黄砂

最新の観測成果と調査技術を紹介。黄砂現象の歴史的な事例と時代背景,中国・韓国・モンゴルにおける黄砂現象や研究状況など。

著者 岩坂 泰信
西川 雅高
山田 丸
洪天祥
ジャンル 地球科学・防災 > 気象・気候
出版年月日 2009/07/20
ISBN/JAN 9784772231251
判型・ページ数 B5・360ページ
定価 本体9,500円+税
在庫 在庫あり
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目次

第1章:序論(黄砂研究の流れ,黄砂研究と地球環境,歴史文書に黄砂を探る)
第2章:黄砂の発生源(中国の乾燥地域,モンゴルの乾燥地域)
第3章:黄砂の発生・輸送・予報(黄砂の予報,砂塵の舞い上がり機構,弱い黄砂,バックグラウンド黄砂,黄砂の年々変動)
第4章:黄砂の観測法(黄砂のリモートセンシング,黄砂の直接捕集と分析,さまざまなプラットフォームの利用)
第5章:東アジアにおける代表的な観測事例(中国での黄砂観測,モンゴルの砂塵嵐,韓国での黄砂観測,日本での黄砂観測)
第6章:タクラマカン砂漠を舞台にした日本の黄砂の観測(タリム盆地の風系と黄砂,タリム盆地で観測された山谷風と砂塵,気球観測が示すタリム盆地の風,砂塵の高度分布,砂塵の鉱物学的特長,日中共同で行われた研究事例)
第7章:黄砂の生物地球化学的循環:長距離輸送と変質(黄砂の変質,黄砂とともに運ばれるもの,黄砂の長距離輸送がもたらすさまざまな影響)

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内容説明

中国の大気汚染物質の越境と健康被害が社会的関心を集める今日,大規模かつ体系立った黄砂観測・研究が実施され,黄砂に対する知見が一新された。本書は,韓国,中国,アメリカの研究者も加わった総勢約80名の黄砂研究者が総力を挙げてまとめたテキストである。 執筆者らによる最新の観測成果がふんだんに記載されるとともに,黄砂現象の歴史的な記載事例とその時代背景,中国・韓国・モンゴルにおける黄砂現象や研究状況,健康への影響などにも記述が及んでいる。さらに,黄砂研究・調査にかかわる最新の技術が数多く紹介されている。技術発展著しい人工衛星やライダーによるリモートセンシング技術,化学分析技術,気球による試料採集技術,コンピュータシュミレーション技術など,これからこの方面の専門的勉強を始めようとする人たちにとって絶好のガイドブックとなろう。

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