温暖化と自然災害
世界の六つの現場から
近年の巨大化した自然災害は,グローバル化した社会・経済システムによる地域の脆弱性の増大が一因とも言われる。その実態とは。
著者 | 日本地理学会災害対応委員会 編 平井 幸弘 編 青木 賢人 編 |
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ジャンル | 地球科学・防災 > 防災 |
出版年月日 | 2009/09/20 |
ISBN/JAN | 9784772220064 |
判型・ページ数 | A5・156ページ |
定価 | 3,850円(本体3,500円+税) |
在庫 | 在庫僅少 |
目次
第1章:ハリケーン・カトリーナによるニューオリンズ水没から学ぶ-地球温暖化がもたらす水害の巨大化にどう備えるのか
第2章:バングラデシュにおける洪水とサイクロン
第3章:モルディブ諸島にみる環礁立国崩壊の危険性-災害と開発の連鎖
第4章:南米パタゴニアにみる氷河の融解・縮小-地球温暖化による自然災害と社会への影響
第5章:モンゴル北部の永久凍土の変動と森林の衰退-気候変動と人為的影響を探る
第6章:中央アジアの砂漠化と深刻化する環境問題-過去の教訓を生かすことができるか
付録:日本地理学会災害対応委員会主催のシンポジウム開催記録
第2章:バングラデシュにおける洪水とサイクロン
第3章:モルディブ諸島にみる環礁立国崩壊の危険性-災害と開発の連鎖
第4章:南米パタゴニアにみる氷河の融解・縮小-地球温暖化による自然災害と社会への影響
第5章:モンゴル北部の永久凍土の変動と森林の衰退-気候変動と人為的影響を探る
第6章:中央アジアの砂漠化と深刻化する環境問題-過去の教訓を生かすことができるか
付録:日本地理学会災害対応委員会主催のシンポジウム開催記録
内容説明
近年の巨大化した自然災害は,地球規模の気象変動である地球温暖化との関連で論じられもするが,グローバル化した社会・経済システムによる地域の脆弱性の増大が一因とも言われる。実際に災害地を調査した地理学者による貴重な論考を収める。日本地理学会一般公開シンポジウムの記録。