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寒冷アジアの文化生態史  新刊

寒冷アジアの文化生態史

人類はどのようにシベリアに進出し、適応していったのか?自然科学から考古学・文化人類学まで、文化と環境の両面から考察する。

著者 高倉 浩樹
ジャンル 文化・歴史 > 文化人類学
シリーズ 東北アジアの社会と環境
出版年月日 2018/03/10
ISBN/JAN 9784772253086
判型・ページ数 A5・130ページ
定価 本体3,300円+税
在庫 在庫あり
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目次

巻頭言  岡 洋樹
はしがき 高倉浩樹
第1章 北東ユーラシアにおける人類の最寒冷期への適応(鹿又 喜隆)
北東ユーラシアの自然環境と人類/細石刃とは?/最寒冷期以前のシベリアにける細石刃石器群の出現と生業活動/ユーラシア北東沿岸部の最寒冷期における適応行動/晩氷期直前の人類の長距離移動の証拠/細石刃をもった人々の適応行動の証拠/晩氷期的適応/細石刃石器群が後世に残したもの 

第2章 アイヌエコシステムの舞台裏―民族誌に描かれたアイヌ社会像の再考(大西秀之)
アイヌ社会をめぐる民族誌モデルの矛盾/民族誌モデルとしてのアイヌ社会像/惣大将・惣乙名と呼ばれたアイヌ首長/アイヌ社会階層化の可能性/アイヌ社会変容の政治生態学

第3章 永久凍土と人類文化の相互作用―東シベリア森林地帯における動的自然・ミクロ環境・進化をめぐる考察(高倉浩樹)
気候変動と適応/地球温暖化と地域社会の適応/シベリアへの環境適応/森林土壌を支えるアラースの形成史/動く人類と人類集団の応答/歴史可能主義的視座からの考察/結論

第4章 西シベリア・タイガ地帯における淡水漁撈とトナカイ牧畜の複合的環境利用(大石侑香)
西シベリアの環境と生業複合/トナカイ牧畜の個人経営化の背景/生業暦と食料資源の補完関係/漁場重視の生業テリトリー/漁撈―トナカイ牧畜の生業技術/漁撈を前提とした牧畜

第5章 生態環境が育む北アジア牧畜の特徴―西アジア牧畜との対比から(平田昌弘)
牧畜の型/北アジア牧畜の二次的展開/北アジア牧畜の型/北アジアの冷涼性

あとがき 高倉浩樹
索引/執筆者紹介

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内容説明

 先史時代、シベリアに人類は進出し環境に適応した結果、様々な先住民が今も寒冷アジアに暮らしている。自然科学から考古学・文化人類学まで分野を横断し、文化と環境の両面から考察することで、従来の研究ではわからなかった人類文化史を提示する。【東北アジアの社会と環境】全7冊の1作目。

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