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防災・環境のためのGIS  新刊

防災・環境のためのGIS

自然災害科学・環境科学におけるGISを活用した可視化・データベース構築の事例を紹介し、さらなる応用・社会貢献への道を拓く。

著者 山岸 宏光 編著
ジャンル 地球科学・防災 > 防災
自然・生態・環境 > 環境科学
GIS・リモートセンシング
出版年月日 2018/08/15
ISBN/JAN 9784772271479
判型・ページ数 B5・164ページ
定価 本体4,400円+税
在庫 在庫あり
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目次

『防災・環境のための GIS 』編集にあたって 山岸宏光             

序 GIS の歴史 小口 高
 1 1950 年代以前
 2 1960 ~ 70 年代
 3 1980 年代~現在
 4 GIS の歴史と環境・防災

第Ⅰ部 防災 GIS

1 四国の地すべりデータベースの構築とハザードマップの試み 
   バンダリ ネトラ プラカシ・山岸宏光・矢田部龍一
 1.1 はじめに 
 1.2 四国防災 GIS マップ
 1.3 GIS による四国の地すべり地形分布の地質・地形解析
 1.4 四国の地質および地すべり発生の現状
 1.5 地すべり地形の工学的評価について
  (1)地すべり地の地盤工学的位置付け
  (2)GIS を用いた地すべりデータベースの構築
  (3)地すべりの工学的評価方法
  (4)地すべりサセプティビリティマップ
  (5)四国と愛媛県の地すべりサセプティビリティマップ
 1.6 四国山間地の道路ネットワークにおける南海トラフ巨大地震による地すべりハザード評価
  (1)地すべり地形データの加工
  (2)地すべり地における地形的特徴の入力
  (3)南海トラフ巨大地震を想定した道路地すべりハザード評価
  (4)道路地すべりハザード解析結果
  (5)南海トラフ巨大地震による地すべりハザード評価のまとめ

2 GIS を用いた斜面崩壊の解析法-実践経験にもとづいて- 岩橋純子・山岸宏光
 2.1 GIS データの作成または収集
  (1)崩壊分布図
  (2)地形データ
  (3)崩壊の誘因に関する主題データ
  (4)その他の主題データ
 2.2 縮尺を考慮したデータ選択とデータ規格の統一
 2.3 データのオーバーレイ
 2.4 複数データの属性結合および分析 
 2.5 多変量解析
 2.6 大縮尺データの分析
 2.7 まとめ

3 雪崩防災と GIS 西村浩一・平島寛行
 3.1 はじめに
 3.2 雪崩の発生メカニズム
 3.3 GIS を活用した危険度の予測
  (1)中越地震被災地における全層雪崩の発生危険度予測
  (2)積雪変質モデルを用いた雪崩発生危険度の予測
 3.4 GIS を活用した雪崩運動モデルの開発
  (1)雪崩の運動モデル
  (2)質量中心モデル
  (3)連続体モデル

4 効果的な災害対応を支援するための地図活用
  -2007 年新潟県中越沖地震から学ぶこと,そして未来へ向けて- 浦川 豪
 4.1 活動の背景 
 4.2 地図作成班の活動の実際 
  (1)地図作成班のミッションと役割 
  (2)地図作成班の運用 
  (3)地図作成のための情報処理 
 4.3 地図作成班の成果物 
 4.4 活動から学ぶこと 
 4.5 災害発生時に効果的に COP を構築するために 

5 農地復旧のための GIS の活用
  -中越地震被災地における棚田の区画整理- 吉川 夏樹 
 5.1 はじめに 
 5.2 中山間地域における GIS の利用 
 5.3 対象地区の概要 
 5.4 新潟大学による棚田再生案の考え方 
  (1)農作業の能率向上 
  (2)圃場管理作業の負担軽減と安全性の確保 
  (3)過剰な盛土部の回避 
  (4)将来の農業条件変化への対応性 
  (5)景観への配慮 
 5.6 おわりに 

6 時系列地理情報を活用した盛土の脆弱性評価 小荒井 衛・長谷川裕之・中埜貴元 
 6.1 はじめに 
 6.2 ガイドラインの第一次スクリーニングの概要と必要な地理情報 
  (1)第一次スクリーニングの概要 
  (2)第二次スクリーニングの概要 
 6.3 国土変遷アーカイブ事業と時系列地理情報の利活用研究 
 6.4 時系列地理情報を活用した盛土・切土の抽出手法とその精度 
  (1)対象地域と使用データ 
  (2)地形図からの地形データ取得とその精度評価 
  (3)空中写真からの地形データ取得とその精度評価 
  (4)地形データ(DEM)の作成と比較 
  (5)改変地形データの作成と比較 
  (6)適切な盛土・切土の抽出手法について 
 6.5 新旧地形差分データを用いた盛土の地震時脆弱性評価 
  (1)盛土の地震時脆弱性評価手法の現状 
  (2)盛土脆弱性評価手法の検証 
    ① ガイドライン点数方式 
    ② 数量化Ⅱ類方式 
    ③ 簡易側方抵抗モデル 
  (3)「簡易側方抵抗モデル」を基にした統計的なモデルの構築 
    ① 統計的側部抵抗モデル 
    ② 統計的三次元安定解析モデル 
  (4)盛土の脆弱性評価支援システムの構築 
 6.6 おわりに 

第Ⅱ部 環境 GIS

7 窒素酸化物による大気汚染と生態系への影響 山下 研 
 7.1 はじめに 
 7.2 窒素酸化物の発生・拡散と酸性雨の生成 
  (1)酸性雨のしくみ 
  (2)窒素酸化物の発生源インベントリ 
  (3)長距離化学輸送モデルによる窒素酸化物の沈着量計算結果 
 7.3 GIS を利用した生態系への影響推計 
  (1)窒素酸化物沈着の臨界負荷量の計算 
  (2)アジア域の植生データの取り込みと Nu + Ni の決定 
  (3)FAO-Soilmap からアジア域の土壌データの利用 
    ⅰ)ArcGIS への取り込み 
    ⅱ)グリッド毎の最頻値の導出 
  (4)窒素の臨界負荷量(CLmaxN)の計算 
  (5)臨界負荷量を超えた窒素(N)の沈着量の計算 
 7.4 大気汚染物質の排出量を削減する方法とその効果及び費用 

8 油汚染による海岸の環境脆弱性を示す情報図 濱田誠一・沢野伸浩 
 8.1 はじめに 
 8.2 ESI マップの目的と整備状況 
 8.3 ESI マップに示される情報 
 8.4 GIS を用いた海岸情報図の作成方法 
 8.3 海岸地形の分類 
 8.4 海岸の評価方法-特に礫海岸の評価方法について-

9 九州における再造林放棄地の実態把握 村上拓彦 
 9.1 再造林放棄地プロジェクトの概要 
 9.2 リモートセンシングデータを用いた伐採地の抽出 
  (1)リモートセンシングデータの処理 
  (2)差画像の作成と分類 
  (3)抽出伐採地のチェック 
 9.3 抽出伐採地の内訳 
 9.4 再造林放棄地の分布状況 
 9.5 プロジェクトにおいて GIS,リモートセンシングが果たした役割 

10 空中写真と GIS による棚田景観の破壊と変遷
   -旧山古志村と佐渡を例に- 山岸宏光・波多野智美 
 10.1 はじめに 
 10.2 旧山古志村の棚田・池の変遷と地震による破壊 
  (1)旧山古志地域の棚田と池の変遷 
  (2)中越地震による棚田・池の崩壊・亀裂 
    ① 空中写真による判読区分 
    ② 棚田・池と亀裂の関係 
  (3)中越地震による棚田・池への影響度 
 10.2 野生トキの絶滅と棚田変遷 
  (1)佐渡市旧新穂村周辺の棚田の原地形と変遷 
  (2)GIS を活用した棚田変遷の検討 


11 野生動物の生息地保全のための空間情報技術
   -渡り鳥の衛星追跡手法- 島﨑彦人 
 11.1 はじめに 
 11.2 衛星追跡手法の概要 
 11.3 渡り鳥とその生息地の保全の背景 
 11.4 渡り鳥の位置データの収集と解析 
 11.5 行動圏と資源選択性の地域規模での解析 
 11.6 衛星追跡手法の利用上の注意点と今後の展望 

索 引        
著者略歴     

  

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内容説明

頻発する地震や土砂災害などの自然災害、大気・海洋汚染や景観破壊などの環境問題にどのように対処すれば良いのか。自然災害科学・環境科学におけるGISを活用した可視化・データベース構築の事例を紹介し、さらなる応用・社会貢献への道を拓く。

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