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文明の精神  新刊

「森の民」と「家畜の民」

文明の精神

自然を搾取して欧米文明をつくった「家畜の民」と生命を循環させる稲作漁労文明をつくった「森の民」の比較文明論。

著者 安田 喜憲
ジャンル 文化・歴史 > 文化論
出版年月日 2018/10/07
ISBN/JAN 9784772271462
判型・ページ数 4-6・206ページ
定価 本体3,800円+税
在庫 在庫あり
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目次

まえがき
第一章 自然と人間の関係の科学
一 自己否定が自然と人間の関係の研究に直結した  
二 自然と人間の関係の研究の受難の時代
三 自然と人間の関係の科学の復権

第二章 風土と宗教                
一 超越的秩序の宗教と現世的秩序の宗教
二 生命文明の宗教はアニミズム

第三章 文明の精神
一 文明発展の原理は文明崩壊の原理
二 「文明の精神」が決める「文明の品格」
三 トインビー博士が託した日本文明の未来
四 文明の原理は文明の風土の産物
五 グローバル化と市場原理主義の闇
六 文明の再定義
七 農村文明の提唱
八 二一世紀の未来を担う子どもたちに期待
第四章 里山の比較文明論
一 里山をつくりだした稲作漁撈文明
二 里山のエコロジー
三 イギリスの森林破壊
四 「森の民」と「家畜の民」:日本とイギリス

第五章 「森の民」日本人の危機
一 人は自然があるから生きられる
二 生命(いのち)の水を核とする循環システム
三 最後の楽園の危機

あとがき/初出一覧/索 引(人名/事項)

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内容説明

欧米文明を手本に日本は近代化をすすめてきたが、欧米文明においては物質エネルギーが大量に消費され、都市の暴発が引き起こされつつある。欧米文明一辺倒ではない、別の文明原理が必要とされている。

 「家畜の民」は自然を搾取して欧米文明をつくった。「森の民」は自然や風土を背負って生命を循環させる稲作漁労文明をつくった。欧米文明の欠点を補う、「森の民」の「文明の精神」の重要性を説く。縄文文明の再評価、農村文明の提唱、生命文明の時代、日本文明への期待、環境決定論をめぐる議論ほか。

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