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沖積低地

土地条件と自然災害リスク

沖積低地

沖積低地の生い立ち、そこで見られるさまざまな地形の特徴を知り、それぞれの地形の災害に対する脆弱性について紹介。

著者 海津 正倫
ジャンル 地球科学・防災
地球科学・防災 > 地形
地球科学・防災 > 防災
出版年月日 2019/11/10
ISBN/JAN 9784772253284
判型・ページ数 B5・158ページ
定価 4,400円(本体4,000円+税)
在庫 在庫あり
 

目次

まえがき
I 過去の地図や空中写真からわかる沖積低地の変化
 I-1 多摩川低地の旧河道
 I-2 大きく変化した久慈川河口付近の地形と土地利用
 I-3 過去の沖積低地を知る手掛かり
II 沖積低地を理解する
 II-1 沖積平野・海岸平野・谷底平野などからなる沖積低地
 II-2 沖積低地はどのような所か
 II-3 沖積低地の形成される場
 II-4 沖積低地はどのように形成されてきたか
III 沖積低地の地形を知る
 III-1 沖積平野と海岸平野
 III-2 沖積平野
 III-3 谷底平野
 III-4 三角州
 III-5 海岸平野
IV 沖積低地の自然災害リスク
 IV-1 沖積低地の土地条件と自然災害リスク
 IV-2 扇状地の土地条件と自然災害リスク
 IV-3 氾濫原の土地条件と自然災害リスク
 IV-4 谷底平野の土地条件と自然災害リスク
 IV-5 三角州・海岸平野の土地条件と自然災害リスク
V 地形の把握と地形分類図
 V-1 地形をどのようにとらえるか
 V-2 地形分類図の普及と展開
 V-3 地形分類図の作成はどのようにおこなわれるか
 V-4 地形をどのように区分するか
 V-5 地形分類の課題
 V-6 地形分類図とハザードマップ
あとがき
文献
索引

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内容説明

身近な地域の地形やその変化を見る視点、沖積低地の地形を知る手がかりとなる地形図、空中写真、衛星画像やWEBサイトについて紹介。平野にかかわる地形用語の解説、沖積低地の生い立ちに関わる基本的なことがらを理解し、沖積低地で見られるさまざまな地形についてそれぞれの特徴を知ることができる。さらに事例をふまえながらそれぞれの地形の災害に対する脆弱性について紹介。また、地形分類図がどのような歴史のもとにつくられたのか、地形分類図の現状と課題。2022 年度から必修化される高等学校の地理総合の1 つの柱となる「防災」。地理総合の授業を担当する先生にオススメの参考書。

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