書籍情報
温暖化と自然災害

温暖化と自然災害
世界の六つの現場から

編著者日本地理学会災害対応委員会
平井幸弘・青木賢人 編
本体価格3,500円(税別)
ISBN978-4-7722-2006-4
判型A5
頁数156ページ

★災害の実態を地理学的視点から把握し,その原因を的確に突きとめる

[主な内容]
近年の巨大化した自然災害は,地球規模の気象変動である地球温暖化との関連で論じられもするが,グローバル化した社会・経済システムによる地域の脆弱性の増大が一因とも言われる。実際に災害地を調査した地理学者による貴重な論考を収める。日本地理学会一般公開シンポジウムの記録。

[主な目次および執筆者]
第1章: ハリケーン・カトリーナによるニューオリンズ水没から学ぶ--地球温暖化がもたらす水害の巨大化にどう備えるのか(佐藤照子)
第2章: バングラデシュにおける洪水とサイクロン(松本 淳・浅田晴久・林 泰一)
第3章: モルディブ諸島にみる環礁立国崩壊の危険性--災害と開発の連鎖(菅 浩伸)
第4章: 南米パタゴニアにみる氷河の融解・縮小--地球温暖化による自然災害と社会への影響(青木賢人)
第5章: モンゴル北部の永久凍土の変動と森林の衰退--気候変動と人為的影響を探る(石川 守)
第6章: 中央アジアの砂漠化と深刻化する環境問題--過去の教訓を生かすことができるか(遠藤邦彦)
付録: 日本地理学会災害対応委員会主催のシンポジウム開催記録