風で読む地球環境
| 編著者 | 真木太一 著 |
| 本体価格 | 2,800円(税別) |
| ISBN | 978-4-7722-3103-9 |
| 判型 | A5判 |
| 頁数 | 184ページ |
★風をキーワードに地球環境の今を読む!
[主な内容]
キーワードは,ずばり「風」。地球温暖化やオゾンホール,エルニーニョ,酸性雨,ヒートアイランドなど地球環境と気象に関する話題について,最新の情報と著者の長い経験を基にわかりやすく解説したユニークな本。飛行機と渡り鳥にみる風の利用術など多彩なテーマが特徴。気象や環境変化に興味のある人はもちろんのこと,教育・研究に携わる人にもお薦め。著者は風研究の第一人者として著名,農業気象学会・日本沙漠学会の元会長。
[主な目次]
第1章: CO2増による気候変動・地球温暖化・異常気象
1.気候変化と気候変動による異常気象の発生
2.近年100年程度の気候変動の動向
3.地球温暖化が氷河期への道を加速する
4.異常気象と気象災害の発生は増えたか
5.地球温暖化の今後のなりゆきはいかに
第2章: 環境問題としてのオゾンホールとエルニーニョ
6.オゾンホール発見の裏話と悔恨の話し
7.オゾンホール発見と地球環境への悪影響
8.エルニーニョ・ラニーニャの東風と気候特性
9.エルニーニョ・ラニーニャと異常気象の発生
第3章: 砂漠化と黄砂による土壌侵食・土地荒廃の危険性
10.中国における砂漠化の進行は止まったか
11.黄砂のデメリットと意外性のあるメリット
12.風食による土壌・土地荒廃の危険性
13.水食による土壌・土地荒廃の危険性
第4章: 気象資源からみた冷気流・斜面下降風と風穴気流
14.気象資源有効利用としての山の斜面温暖帯
15.冷気流の気象資源をホウレンソウ栽培に利用
16.ジャガラモガラの盆地と風穴の面白さ
17.ジャガラモガラ風穴の気象特性の面白さ
18.南極の斜面下降風・カタバ風は冷気流
19.南極と日本における気温−風速の関係
第5章: 飛行機と渡り鳥の風からの避難と風の利活用
20.ジェット機とジェット気流との関連性
21.ガン・カモなど渡り鳥の渡りと風の功罪
22.アホウドリの住みかと南極海での初対面の話し
第6章: 都市のヒートアイランド解消への風と緑地の利用
23.ヒートアイランドとクールアイランド
24.ヒートアイランドによる大都市の豪雨
25.ヒートアイランドの大都市を涼しくする風道
第7章: 諫早湾干拓地・潮受堤防のメリットとデメリット
26.日本有数の豪雨地域諫早と干拓地の農地改良
27.諫早湾干拓の背景と海陸風・季節風の変化
28.諫早湾周辺地域の気候特性−風速−
29.諫早湾周辺地域の気候特性−風向−
第8章: 森林破壊・砂漠−オアシス気象と防風林気象改良
30.森林破壊による気象・土壌への悪影響
31.砂漠の厳しい気候とオアシスの穏やかな気候
32.防風・防砂技術による砂漠化防止法
33.防風林・防風網による気象改良・増収効果
第9章: 山越え気流・おろし・だし風などの局地風の特性
34.局地風としてのやまじ風の特性
35.局地風としての肱川あらしの特性
36.局地風としてのまつぼり風・白川だしの特性
37.局地風としての山岳波とおろし風の特性
第10章: 大気汚染・酸性雨などの有害環境問題の行方
38.大気汚染と酸性雨の特性と対策
39.地球規模の放射能汚染の危険性
40.環境ホルモン・ダイオキシンの大気拡散
