怪異の風景学
妖怪文化の民俗地理
| 編著者 | 佐々木高弘 著 |
| 本体価格 | 2,800円(税別) |
| ISBN | 978-4-7722-3122-0 |
| 判型 | 四六判 |
| 頁数 | 226ページ |
★妖怪が現れ,そして去っていく方向が,地域の隠された歴史を語る・・・
[主な内容]
宮崎駿アニメ「千と千尋の神隠し」で引っ越しの最中に迷い込んだ異界が明治〜昭和初期の風景だったのはなぜか。「鉄道員(ぽっぽや)」が開拓の犠牲になった娘の幽霊と駅舎で遭遇するのはなぜか。
神話,伝説や映画,物語に描かれた風景を分析し,人々が「妖怪が出そう」と感じる風景の意味を探るユニークな日本文化論。首切れ馬が現れ,立ち去るルートをたどることでわかる藍産業地域の隠された歴史,廃墟や近代化遺産ブームの背景など,「語られる風景」から地域の姿がみえる。
[おもな目次]
1: 怪異の見える風景
2: 怪異の体験とことば
3: 妖怪の走る風景
4: 伝承集団の見た妖怪
5: 頭のなかの妖怪地図
6: 妖怪の二つの場所
7: 『千と千尋の神隠し』に描かれた怪異世界の風景
8: 怪異世界と心のなかの景観
9: 現代日本人の怪異世界イメージ
10: 廃墟と幽霊・怪異世界
11: 現代の廃墟と近代化遺産
12: 妖怪の出没する場所と時代
