書籍情報
抽象的地表の原理

抽象的地表の原理
地理学の理論化への挑戦

編著者高橋潤二郎 著
本体価格5,500円(税別)
ISBN4-7722-4022-5
判型A5
頁数392ページ

★地理学はいかに応用・理論化するべきか

[主な内容]
地理的事象および都市システムに関する著者の理論・計量的研究の集大成。
第1部「計量地理学の導入」では,データをどう扱うのか,その分析手法を解説。
第2部「都市システム論への展開」は,都市の類型区分ほか,数値として表現する以前に都市をどのようにとらえたらよいのかを考え「都市座」という独自の視点を提供する。
第3部はサブタイトルでもある「地理学の理論化への挑戦」とし,各章も「地理学の目的」「学問としての地理学」という,あえて根本的な項目だてをとり,理論をつみあげてゆく。さらにはその理論をより身近にできるようなゲームを紹介し,体験的な認識を促す。
巻頭,ならびにあとがきでは,著者自身の研究のきっかけから慶応大学湘南キャンパス設立などの足跡を語る。

[主な目次]
第1部:計量地理学の導入−−地域計画のための地理的情報の計量化,域差測定に関する若干の記述統計量に関する考察,首都および近畿圏における都市類型,計量的立地論
第2部:都市システム論への展開−−都市化の一般過程,わが国における都市の成長と衰退,三全総の解読,都市座,日本の都市システム
第3部:地理学の理論化への挑戦−−地理学的方法に関する一考察,マルコフ連鎖としての立地過程,立地過程の反応分析,地域科学の課題,抽象的地表とその生成システム,占有の原理と配置相の縮小