書籍情報
再発掘・心を揺さぶる地理教材1

再発掘・心を揺さぶる
地理教材 1

編著者澁澤文隆 編
本体価格2,800円(税別)
ISBN4-7722-4068-3
判型B5判
頁数150ページ

★地理の先生が教材開発に熱心だったあの頃・・・

[主な内容]
1970年代以前は民間の教科教育研究団体も活動が活発で、教科の本質に結びつく自 主的な調査活動や授業、教材開発をめぐる論議が熱く語られていた。その当時を思い 起こし、今この時期に魅力ある教材開発に取り組もうと考えた熱心な地理教育者によ る地理教材開発ヒント集。63のヒントを6章に分けて収録した。

[執筆者] 淺川俊夫、朝倉啓爾、石上和宏、宇野彰人、櫻井明久、澁澤文隆、白井哲之、中村和郎、堀内一男、宮地忠明、矢島舜孳、吉開潔

[本書以外のシリーズ既刊]『心を揺さぶる地理教材2』『中学高校地理授業 心を揺さぶる地理教材3』『中学高校地理授業 心を揺さぶる地理教材4』

[章構成とテーマ]
第1章: 地球儀、地図帳、地図

 1 地球は“球” で学ぼう―身近な球体グッズを使う―
 2 年間を通して地球儀の活用を
 3 球面上の方位の学習は、往路だけでなく復路も
 4 作図を通して学ぶ「緯線」と「経線」の成り立ち
 5 大陸と州はどこが違うのか?
 6 イラクはどこにある? どんなところ?
 7 地図帳で楽しむ似たもの探し
 8 地図帳で説明するナイル川が氾濫したのはどの季節?
 9 ヨーロッパ全体がブラジルの中に
 10 地図の縮尺を合わせる
 11 「緑は平野の印ではない」の復活を
 12 地理学習の三つの「MOTTAINAI」
第2章: 地名、時差、地理の統計・情報
 13 地球儀に国名索引の工夫を
 14 楽しくゆたかな国名学習を
 15 市町村名の指導の工夫を
 16 標準時は計算、それとも読み取り?
 17 昭和基地の昼と夜
 18 グラフのスケールを合わせる
 19 主題図は地域の実態を正確に物語っているか?
 20 統計資料から多角的に地域の特色をとらえる試み
 21 データの年次変化に着目して地理的認識の刷新を
 22 統計資料から読み取る地域性の変化
 23 軌跡から予測する日本の将来人口
 24 一次データでとらえる食卓の魚の輸入先
 25 リアルタイムの地域理解―ライブカメラを使った学習―
 26 世界を“身近な” 地域に―衛星写真やlive camera で世界を観る―
第3章: 地形、気候、災害
 27 地形学習とタイムスケール
 28 大地が動くスピード
 29 川の流れ、川のはたらき
 30 川が山を登っている
 31 世界中の花づな列島に共通する規則性
 32 方向性に着目してみる日本の山脈
 33 日本の平野の分布・配列の傾向
 34 日本の平野の形にみる規則性
 35 平野の構成地形とその配置にみる共通性
 36 平野を構成する地形の分布の共通性
 37 地震の国・日本はどこも危ないのか
 38 歪められる河川のはたらきと水害
 39 川に注目して考える人々の生活を
 40 ケッペンの気候区分図から境界線の意味を考える
 41 「温帯」らしくない日本の温帯
 42 海流の学習に関する疑問あれこれ
第4章: 身近な地域、見方や考え方
 43 ストーリー性のある身近な地域調査課題を
 44 昔と今の地図の活用を
 45 五感で多面的・多角的にとらえる地域性
 46 自転車で探る低地の微高地
 47 施設が最近ここにできたわけを調べる地域調査
 48 学校をフィールドにした調査活動
 49 詳しい地図を描いて磨く観察眼
 50 2500 分の1 地図で調べる・表現する
 51 電話帳・タウンページを使う身近な地域調査
第5章: 日本、日本の各地
 52 死語化した「加工貿易国」
 53 資源小国・日本?
 54 耕地開発にみる地域性と平野の自然環境
 55 集村と散村を資源との関係から考える
 56 東京湾の埋立地はどのように造成されたか
 57 東京湾の埋立地はどのように利用されているか
第6章: 世界、世界の各地
 58 人口・民族構成の推移から見えてくる「中央アジア」五か国
 59 世界最大の内陸国カザフスタンの国づくり
 60 イスラム社会の理解を深める新視点
 61 冷戦終結後のアフリカ学習を取り扱う視点
 62 「EU」への発展の理念に学ぶ日本の「近隣諸国」の取扱い
 63 「EU」、「近隣諸国」への若人の思いに学ぶ今後の取扱いの留意点