自然公園シリーズ 1
登山道の保全と管理
| 編著者 | 渡辺悌二 編著 |
| 本体価格 | 3,500円(税別) |
| ISBN | 978-4-7722-4102-1 |
| 判型 | A5 |
| 頁数 | 222ページ |
★自然を壊す登山道,自然を保全する登山道。登山道を科学する初めての本! シリーズ第1回配本
[主な内容]
自然公園の保全と管理を目的としたシリーズの第1弾。登山者の「はみ出し」や「踏みつけ」で涸れる自然植生,集中豪雨が川と化し流水で削られる登山道,こういった登山道の荒廃の実態を示し,侵食や植生破壊を防ぐ数々の手法を紹介する。石畳や木道の作り方,自然石の置き方や排水溝の工夫など,登山道管理の技術も収録。知られざる登山道管理の舞台裏がよくわかる。
[主な目次と執筆者]
第1部: 登山道問題の背景と課題
第1章: 登山道問題の背景(宮川浩・小澤一雄)
第2章: 中高年登山・百名山ブームと登山道整備の問題・課題(宮川浩・小澤一雄)
ボックス1: 登山者数の動向(渡辺悌二)
第2部: 登山道荒廃と登山道に関する調査・研究手法
第3章: 土壌荒廃の現状とその原因(渡辺悌二)
ボックス2: 大雪山国立公園の登山道荒廃(渡辺悌二)
第4章: 登山道荒廃の調査法(渡辺悌二・依田明実)
ボックス3: 利用行為と環境変化を踏まえた,登山道の管理への視点(小林昭裕)
第5章: 広域における登山道の現況調査手法:デジタルカメラを用いた調査手法(山口和男・庄子 康)
第6章: デジタル写真測量による登山道の土壌侵食・堆積量の計測手法(澤田結基・太田健一・渡辺悌二)
第7章: 物理探査による将来の可能土壌侵食深度の推定方法(依田明実・渡辺悌二)
第8章: 登山道の植生調査法:大雪山系黒岳周辺の調査を例として(工藤岳・成田憲二・渡辺悌二)
第9章: 強風多雪地域における積雪分布の推定図作成(石川 守)
ボックス4: 高山での気象観測と登山道(石川 守)
第10章: 自然公園内の歩道における利用者の調査(愛甲哲也)
ボックス5: 登山道荒廃に関連した最近のおもな卒業論文・修士論文・博士論文
第3部: 維持管理のための工法
第11章: 国内外にみられる既存のおもな登山道整備工法(渡辺悌二)
第12章: 近自然登山道工法(福留脩文)
ボックス6: 丸太を使った従来工法の再検討(福留脩文)
ボックス7: たたきのアルカリ溶出に関する安全性試験(福留脩文)
ボックス8: 道具の説明(福留脩文)
第13章: 金属メッシュ・ウォーク工法(渡辺悌二)
第4部: 新しい維持管理の考え方とその実践
第14章: ボランティア,NGO/NPO,地方自治体による登山道維持の取り組み(小澤一雄・宮川浩・荒井一洋・佐藤文彦)
第15章: 自然環境と登山体験に配慮した登山道管理(八巻一成)
第16章: 登山道の新しい維持管理(渡辺悌二)
ボックス9: 21世紀の国立公園への5つの提言
★自然公園シリーズ<全3巻> *既刊
*第1巻 登山道の保全と管理(渡辺悌二編著)
*第2巻 利用者の行動と体験(小林昭裕・愛甲哲也編著)
*第3巻 国立公園の法と制度(加藤峰夫著)
