書籍情報
地形環境と歴史景観

地形環境と歴史景観
自然と人間の地理学

編著者日下雅義 編
本体価格6,300円(税別)
ISBN4-7722-5085-9
判型B5判
頁数250ページ

★地理学の本質は「自然と人間との関わり」に有り

[主な内容]
平野の地形環境や古環境の復原を通して自然と人間との関わりを追究してきた日下雅義教授の門下22名による論文集。「地理学の本質を問い直す」「地形環境とその周辺」「歴史景観へのアプローチ」の3部構成。都市環境の新しいとらえ方や定説を覆す歴史景観の分析など,21世紀における地理学の役割と新たなる研究課題を示す。

[主な目次]
第1部: 地理学の本質を問い直す

 地形環境研究への道(日下雅義)
 フィールドからの環境史(宮本真二)
 都市環境史序説(高橋 学)
 環境考古学と環境歴史学(安田喜憲)
第2部: 地形環境とその周辺
 コロラド州の地震と活断層(植村善博)
 鹿児島湾奥における縄文海進最盛期以降の沖積低地の地形変化と人間活動(森脇 広)
 弥生時代以降における自然環境の変化と人間の活動(外山秀一)
 琵琶湖湖岸平野の形成と変遷(辰己 勝)
 水辺の自然地誌学の試み(中塚 良)
 徳島県鮎喰川下流域における地形環境の変化と人間活動(古田 昇)
 弥生時代以降の集落立地と地形環境(青木哲哉)
 備中高松城水攻めの虚と実(額田雅裕)
 岡山県蒜山高原における土地利用とランドスケープの変遷(長澤良太)
第3部: 歴史景観へのアプローチ
 『枕草子』にみる平安京郊外への道(片平博文)
 京都・鴨川の河川景観の変遷(吉越昭久)
 『和泉国日根野村絵図』域のヒガンバナの自生地分布について(有薗正一郎)
 国絵図にみる阿波五街道の成立(平井松午)
 白石平野の開発過程と複合的生業(五十嵐 勉)
 対馬東岸の鑓川における佐野漁民の滞留場所(河原典史)
 伯耆国日野川流域における水害と治水(徳安浩明)
 明治期以降における都市河川の変遷(笠原俊則)
 「鋳物師集落」の地理的実態と鍛冶集団との接点(河島一仁)
 オーストラリア・アボリジナルにおける空間分節の論理(松山利夫)