日本の流通と都市空間
| 編著者 | 荒井良雄・箸本健二 編 |
| 本体価格 | 3,200円(税別) |
| ISBN | 4-7722-6017-X |
| 判型 | A5 |
| 頁数 | 320ページ |
★日本経済新聞に紹介されました
(2005.9.11 読書面「今を読み解く 中心市街地再生のカギは・・」 評者:山川充夫 福島大学副学長)
−−大型店はどのような店舗立地の出退店を行ったのか。若い経済地理学者の成果である『日本の流通と都市空間』は、百貨店・大型総合スーパー・食料品スーパー、ホームセンター、家電量販店、コンビニエンスストアなどの出退店動向を丹念に点検。いずれも、物流センターを軸とする最小費用立地戦略と地域的な集中出店のドミナント戦略とが組み合わされている。チェーンストア業態の優先立地条件は、バイパスなどの自動車交通の利便性と低価格でまとまった面積の確保にある。農業所得を十分に稼げない地方都市郊外の優良農地は、立地先として狙われ続けた。
[主な内容]
生き残りをかけた大規模流通企業の経営戦略やオペレーション・ノウハウ,次々と生み出される新業態。今,流通の世界で何が起きているのか,その根本構造は何か。何が変わり,どう変わろうとしているのかを,具体的な事例をもとに検証する。
[執筆者(編者以外)] 天野秀彦,荒木俊之,伊藤健司,岩間信之,兼子 純,川端基夫,後藤亜希子,後藤 寛,土屋 純,根田克彦,安倉良二
[おもな目次]
序 章: 流通システムと都市空間
第1章: 大都市圏における百貨店の特性と商圏構造
第2章: 大都市圏における大型小売店の競合と棲み分け
第3章: コンビニエンスストアと都市空間
第4章: 商業立地政策としてのゾーニング規制の有効性
第5章: チェーンストア業態の経営構造と出店行動:総合スーパー業態を事例に
第6章: チェーンストアと物流システム
第7章: 食料品スーパーの成長と再編成
第8章: コンビニの農山村への展開可能性
第9章: ホームセンター・家電量販店の展開と競合
第10章: 情報化と流通システムの再編成
第11章: 商業空間の国際化:新たな空間編成のダイナミクス
第12章: 消費空間の「二極化」と新業態の台頭:高質スーパーとスーパーセンター
第13章: 企業統合と小売業本部機能の空間的再編成
終 章: 変革期の流通と都市空間
