農耕技術の歴史地理
| 編著者 | 有薗正一郎 著 |
| 本体価格 | 1,800円(税別) |
| ISBN | 978-4-7722-6101-2 |
| 判型 | A5判 |
| 頁数 | 220ページ |
★日本の農耕技術の発展過程と環境との関わりを克明に追う
[主な内容]
江戸期から明治期初頭にかけて自然環境に適応した農耕技術が各地で発展し,農業生産が拡大した。当時において最先端の農業技術書であった「農書」の分析をもとに,日本における農耕技術の発展過程を克明に追う。
著者の専門は近世〜近代の歴史地理学。「農書」の地理学的研究の第一人者として,30年以上にわたり地域研究をつづけている。大学で教える傍ら自分でも農業にたずさわっているだけに,稲の干し方や農具の使い方などについての考察は説得力十分。
[主な目次]
第1部: 環境に適応する農耕技術
第1章: 近世農書の著者の環境観
第2章: 気候環境に適応する2つの中耕農法
第3章: 農書『農業時の栞』の耕作技術の地域性
第4章: 近代初頭 奥三河の里山の景観
第5章: 村の資源循環からみた里山の役割
第2部: 農耕技術論叢
第6章: 耕地の生産力を測る単位の変化について
第7章: 近世以降における農業革命の時期設定試論
第8章: 近世以降の稲の干し方の分布について
第9章: 渥美半島の稲干場
第10章: 東アジアの人力犂
第11章: 地籍図にみる近代初頭の土地利用
