書籍情報
場所をめぐる問題

場所をめぐる問題
人文地理学の再構築のために

編著者R.J.ジョンストン 著
竹内啓一監訳 高田普久男訳
本体価格3,800円(税別)
ISBN4-7722-7000-0
判型菊判
頁数312ページ

★地理学者は,場所とは何かをいかに研究し得るか

[主な内容]
人文地理学が内部で細分化され,個々の研究者は自らを都市地理・文化地理などの専門家と称し,地理学者としての意識が薄れているこの現状を,どうすればよいか。ある人は,新しい地誌学が有効だという。しかし著者は,地理学としての地域を大事にするようにいう。そして,場所をめぐる問題を議論しようという。
本書は,英米の地理学会の状況分析から人文地理学の問題点を探り出し,社会学や政治学など他分野の状況を見て,地理学をどうするかを論じる。図版のある具体事例は,米国南部の固有の特徴,英国の炭田地域労働問題の差異など。人文地理学を専門とするすべての人に,その方法論を考えるための必読書。

[主な目次]
第1章: 序論−−細分化した学問なのだろうか?
第2章: 統合化の試み
第3章: 場所研究へのアプローチ
第4章: 炭鉱と場所
第5章: 合衆国南部
第6章: 境界づけられた場所
第7章: 場所をつくりだすこととその再編成
第8章: 結 論