平野の環境歴史学
| 編著者 | 古田 昇 著 |
| 本体価格 | 5,500円(税別) |
| ISBN | 4-7722-7016-7 |
| 判型 | A5 |
| 頁数 | 278ページ |
★環境の歴史的変化と人間活動との関わりを追うのが「環境歴史学」
[主な内容]
古来人間生活の舞台であった平野において,地形環境はどのように変化し,それに対応してどのような開発や土地利用がみられたのか。地形学や地質学・考古学などの成果をもとに,平野をめぐる環境変化と人間活動との関わりを克明に追う。
なかでも,日本・欧米の200余の文献をもとに平野と河川地形についての研究史を克明に記した第1章は秀逸。欧米ではポピュラーであるにもかかわらず日本ではほとんど紹介されていない河道型についての考察など,平野研究に一石を投じる。
[主な目次]
第1章: 地形環境に関する若干の考察:欧米における平野と河川地形の研究
(欧米諸国における平野研究の動向,河道形態と河成堆積物の堆積環境,地形面と微地形との関係,平野の堆積地形と河道形態との関係について,わが国における平野地形の研究史)
第2章: 日本海沿岸における平野の地形環境
(能代平野と古代の野代湊,伯耆大山北西麓の平野)
第3章: 瀬戸内地域における扇状地性平野
(小豆島内海湾岸平野,備讃瀬戸・塩飽本島)
第4章: 和泉地方における開析扇状地と河道変遷
(和泉山脈と泉州の諸河川,槙尾川下流域平野と池上曽根遺跡,春木川と久米田池,樫井川流域の地形環境,男里川下流域平野の地形環境)
第5章: 四国南東部のリアス式海岸
(日和佐低地,海部川下流域平野)
第6章: 多様性をもつ中央構造線沿いの徳島平野
(宮川内谷川扇状地,鮎喰川下流域,吉野川下流域)
