書籍情報
文化観光論 上巻

文化観光論 上巻
理論と事例研究

編著者M.K.スミス・M.ロビンソン 編
阿曽村邦昭・阿曽村智子 訳
本体価格3,600円(税別)
ISBN978-4-7722-7105-9
判型A5
頁数224ページ

毎日新聞「今週の本棚」で紹介

★「参加」と「演出」・・・この言葉が意味するものとは

[主な内容]
創られたイメージが発信されて観光客を呼び寄せた結果,観光客の抱くイメージや期待が現地の人々の意識や文化に影響を与える・・・文化のさまざまな局面で,観光がどのような機能を果たしているか,事例研究と理論(文化政策・文化政治の脈絡)で明らかにする。
伝統・民俗習慣・食事のステレオタイプ化した観光用イメージ,本物かどうか,土産品をつくる側の論理など,具体事例研究は興味深い。
原題は ”Cultural Tourism in a Changing World: Politics,Participation and (Re)presentation”。ヨーロッパにおける文化観光研究の一拠点,英国リーズ・メトロポリタン大学観光と文化変容センターの「観光と文化変容」シリーズ7冊目(2006年刊)。
上巻には第1章~第10章および訳者のことばを,下巻には第11章~第19章および訳者による解題を収める。

[主な目次]
 第1章: 政治、権力、遊び
第1部: 政治と文化政策
 第2章: 文化に関する政治、文化政策、文化観光
 第3章: 遺産観光に関するアイルランドの政治問題
 第4章: 遺産観光とノルウェーにおける貴族的生活の復活
 第5章: ポーランドにおける文化観光と社会経済的発展
第2部: 地域社会の参加と能力開発
 第6章: 文化観光、地域社会の参加、能力開発
 第7章: アフリカ地域社会における文化観光: ケニアの文化マニャッタ(Manyattas)とタンザニアの文化観光プロジェクトとの比較
 第8章: 黒人町を観光する: 神の恩寵かそれとも災いか?南アSowetoの事例 
 第9章: 自発的協力を通ずる地域社会の能力開発: Kiltimagh総合資源開発(IRD) 事例研究
 第10章: 観光開発を通ずるラップ人地域社会の地位向上
訳者のことば