書籍情報
人と生き物の地理改訂版

人と生き物の地理
改訂版

編著者高橋春成 著
本体価格2,800円(税別)
ISBN978-4-7722-7107-3
判型A5
頁数140ページ

★絶滅/外来種/野生動物による農業被害・・・どう考えていけばよいのだろう?

[主な内容]
希少種の絶滅問題,外来種による生物多様性の危機,野生動物による農業被害―深刻化する生物分布をめぐる問題を,どう考えればよいのだろうか? 他方,日本の伝統社会には,生き物を慈しむ民間信仰や,野生動物と共存する知恵が残っている。生き物をめぐって地域で起こっている課題を,自然分野(生物地理学ほか)から人文分野(民俗学,民間信仰ほか)まで横断して考える1冊。

主な事例:外来種によって崩れるガラパゴスの生物相,オーストラリアの牧場を襲う野生化家畜,逃げた動物が野生化した小笠原諸島,奈良公園の神鹿信仰,生き物供養の民俗行事,近畿地方のイノシシ被害,全国のシシ垣ネットワークほか。

[主な目次]
第1章: 生物探検に出かけよう!
(ドラゴンが棲む島−コモド島/絶海の孤島−ガラパゴス諸島/秘境−ボルネオ島/今も残るか?ニホンオオカミ)
第2章: 生物界の秩序と人間活動
(世界の生物地理区/生物地理区の攪乱/ガラパゴス諸島での出来事/日本列島での出来事/注目される生物多様性)
第3章: 風土と生き物
(生き物へのまなざし/民間信仰と生き物/奈良公園を訪れた人びとと神鹿信仰/風土に暮らす)
第4章: 社会づくり,地域づくりと生き物
(イノシシの農業被害とシシ垣/イノシシの農業被害と社会経済的要因/イノシシの農業被害と地球温暖化/イノシシ問題への取り組み/シシ垣ネットワークの取り組み/神戸の街にやってくるイノシシ問題)