月刊『地理』44巻8号増刊  2000円(税別)


地理44巻8号増刊

現代世界を
どう教えるか
1999

地理教育研究会責任編集

★キーワードは「平和、環境、人権と民族、異文化理解」
 21世紀に向けて、世界をどうとらえ、どう教えるか

巻頭言:21世紀の課題(竹内啓一)

世界地理教育の視点:世界地理教育の成果と課題(岩渕 孝)/新学習指導要領のめざす地理教育(小林 汎)/転換期における地理授業のあり方(竹内裕一)

世界の地域構造を考える:「復権」するアメリカ(渡辺 治)/ラテンアメリカと三つの場(清水 透)/21世紀の超大国(?)中国と国際社会(浅井基文)/東南アジアの国民国家と地域間対立(藤巻正己)/移行期社会のロシア(小俣利男)/変わる「ヨーロッパの地理」像(山本 茂)

平  和:パネルディスカッション「21世紀の平和教育を考える」/北海道矢臼別基地を地図で教える/地図で見る首都圏の米軍基地/広島で教える/沖縄の生産と生活/日本の戦後補償問題

環  境:公共事業と環境問題/いま干潟をどう見るか/千歳川放水路計画から環境問題を考える/海岸ゴミにみる環境問題/環境問題で「ブラジル」をどう扱うか/ナショナル・トラスト運動と地域づくり/環境と観光−−ソフト・ツーリズムとグリーン・ツーリズム/中学校地理教科書にみる地球環境問題

人権と民族:人権と地理教育/ドイツの外国人と市民権/難民から市民へ−−オーストラリアにおける難民の社会的結合/先住民ナバホ保留地/アパルトヘイト後の南アフリカ共和国/フィリピンのNGO/在日コリアンを歌手・新井英一から考える/ジェンダーフリーを地理から考える/バリアフリータウン−−体験的活動を通して地域を探険

異文化理解:異文化理解・国際理解と地理教育/「わかる」異文化理解教育の実践/地球市民の育成をめざす世界地理学習/民族・南北問題を地誌でどう扱うか/東京のタイ人の生活と文化/生徒とともにバングラデシュに行く

地理の授業をつくる:地域学習をどうすすめるか/「総合的な学習の時間」で何を取り上げるか/「人々のくらし」を中心に/帰国子女と学ぶ授業/高校地理Aの授業づくり/年間授業計画の工夫/授業ノートや夏季課題を利用した生徒参加の授業