フィールドノートを持ってお花見に行こう!
東京の桜は3月21日に開花宣言でしたが、寒い日が続いてました。
ようやく暖かくなりはじめ、東京の桜は満開をむかえようとしています。
小社の近くには神田明神があり、桜の季節には多くの人が訪れます。
新発売のフィールドノート「さくら」と神田明神の桜を一緒に撮ってみました。
先日の嵐で、落ちてしまった花の大きさをフィールドノートの裏側にあるスケールを使って測ってみました。花びら1枚の大きさは約1.5㎝くらいでしょうか??
さて、今回はフィールドノートの使い方の一例を紹介します。
神田明神の東側には、明神男坂(以下、男坂)という坂があります。
男坂は本郷台地の東端に位置していて、写真では伝わりにくいですが、
それなりの高低差があります。
では実際、男坂はどれくらいの高低差があるでしょうか?
この高低差、どうやって調べますか?
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まず地理院地図で見てみると、階段の上から下までの間に等高線が1本階段の途中に入っています(表示される位置は坂の上です)。
ということは高低差が十数mあると推測できます。
さらにもう少し詳細な高低差を簡単に知るのに、フィールドノートが活躍します!
男坂は「坂」という名がついていますが、上の写真のように階段で上り下りができます。
そこで階段一段分の高さをフィールドノートを使って測ってみましょう!
階段一段は、およそフィールドノートの縦と同じサイズの約17cmです。
これが分かればあとは階段の一番下から上まで何段あるか数えれば、男坂のおよその高低差がわかります。
実際にのぼってみると68段あったので、
男坂の高低差は、0.17(m)×68(段)=11.56 m
ほら、簡単に調べられましたね!なかなかの高低差です。
皆さんも身のまわりにある高低差を、フィールドノートを使って調べてみましょう!
そしてどうしてこの高低差ができたのかを花見をしながら仲間と語りましょう(笑)。