100万人のフィールドワーカーシリーズ!
シリーズ最新刊!(第12回配本)
研究に必要なスキルや、
社会に出ていく力を身につけるために
必要な現場での教育の重要性とは?
文理横断した多分野の実践報告。
FENICS 100万人のフィールドワーカーシリーズ 全15巻
自然から人文まで、様々な分野の研究者が豊富な経験を元に、フィールドワークのノウハウを余すところなく紹介する新しいシリーズ。
FENICS(Fieldworker's Experimental Network for Interdisciplinary CommunicationS)は文系から理系まで、フィールドワーカーが知識・技術・体験を交換するネットワークです。
分野: 文化人類学から自然科学まで、文理を横断した幅広い分野が対象です。
フィールド: 熱帯から砂漠そして北極南極まで、世界中が対象です。
体験談: 失敗談、成功談、現地の人に助けられたほっとする話などなど
全15巻テーマ別にご紹介していきます。
フィールドワークに興味がある人、これからフィールドワークをしたいと思っている人、
ほかの分野のフィールドワークの知識や技術をまなびたい人、
そして何より、フィールドワーカーとして力をつけたい人必読のノウハウが満載です。
FENICS 100万人のフィールドワーカーシリーズ (全15巻 既刊 12冊)
第1巻 『フィールドに入る』 椎野若菜・白石壮一郎 編
★2014年6月
どうやって自分の調査地に入っていったのか? アフリカの農村から北極南極の雪原まで、調査初期段階のエピソードを中心に紹介。現地の協力者と出会い、多くを教えられ調査地になじんでいく過程を描くシリーズ入門編。
第2巻 『フィールドの見方』 増田研・梶丸岳・椎野若菜 編
★2015年6月
学問分野が異なれば、同じものを見ても、同じ場所にいても、同じテーマを扱っていても、考え方や分野の違いによってフィールドを見る眼が違ってくる。違いのおもしろさを発見し、研究の新たな可能性を探る。
第3巻 『共同調査のすすめ』 大西健夫・椎野若菜 編
★未刊
文理横断型の学際的な共同調査に参加することで、どのようなことに悩んだり苦労したのか、そして、どのような発見と自身の成長があったのか。フィールドワーカーの葛藤と飛躍を、共同調査の経験者たちが語る。
第4巻 『現場で育むフィールドワーク教育』 増田研・椎野若菜 編
★2021年8月・最新刊
フィールドワーカーの養成と教育がテーマ。初学者である学生に関心をもってもらうための工夫、専門家養成のためのさまざまな試みを披露する。調査技術の体系的伝授が先か?それとも現場力や行動力が重要なのか?
第5巻 『災害フィールドワーク論』 木村周平・杉戸信彦・柄谷友香 編
★2014年9月
被害軽減という社会的な課題のために、狭い分野にとらわれない多様なアプローチが災害調査には求められる。さまざまな分野のフィールドワークを見渡すとともに、災害の地域性を考えていく。
第6巻 『マスメディアとフィールドワーカー』 椎野若菜・福井幸太郎 編
★2017年8月
研究成果を発信するとき、フィールドワーカーはマスメディアとかかわりをもつ。メディアに対して、どのようなスタンスをとればよいのか? 報道の結果に対して調査者たちはどのような意見をもっているのか?
第7巻 『社会問題と出会う』 白石壮一郎・椎野若菜 編
★2017年6月
調査をすすめていく過程で、その地域の社会問題と向き合わざるをえなくなったとき、フィールド-ワーカーは何を感じ、どう行動したのか? 調査を通して社会問題が姿を変えながら浮上する局面を生き生きと伝える巻。
第8巻 『災難・失敗を越えて』 椎野若菜・小西公大 編
★未刊
予期せぬ事態にどう対応したのか? フィールドワーカーたちは、想定外の事件に遭遇したり、命の危険があるほどの失敗があっても、現場に対処しながらくぐりぬけている。今だから語れる貴重な体験談がおもしろい!
第9巻 『フィールドワークの安全対策』 澤柿教伸・野中健一・椎野若菜 編
★2020年1月
天変地異、病気、怪我、事故、政変、喧嘩など、予期せぬさまざまな危険からどう身を守るのか。「予防」と「対策」をテーマにした実用的な巻。個人レベルから組織レベルまで、安心安全のための知識と方法と教訓が役立つ。
第10巻 『フィールド技術のDIY』 的場澄人・澤柿教伸・椎野若菜 編
★未刊
現場での調査観測は、必ずしも予定通りに進まないことが多い。また思わぬ事象、現象、資料に遭遇することもある。想定外のチャンスを、現場で、また研究室でどのようにものにしたのか。その苦労、工夫を紹介する。
第11巻 『衣食住からの発見』 佐藤靖明・村尾るみこ 編
★2014年6月
現地の衣食住とかかわることで、思いがけないプラス効果やマイナス効果に出会う。その先に、次なる展開がまっていることも。衣食住をきっかけに、フィールドワーカーが成長し、研究テーマを深めていく過程を描く。
第12巻 『女も男もフィールドへ』 椎野若菜・的場澄人 編
★2016年6月 [品切・重版未定]
ジェンダーとセクシュアリティがテーマ。女性の苦労、男性の苦労、妊娠・出産・子育てしながらの調査、長期の野外調査と家庭の両立など、フィールドワーカーの人生の試行錯誤が語られる。
第13巻 『フィールドノート古今東西』 梶丸岳・丹羽朋子・椎野若菜 編
★2016年5月 [品切・重版未定]
情報化が進み、世界中のデータがデジタル化される現代にあっても研究者は手書きで記録を取っている。フィールドでの記録の手法を学際的に比べることで、フィールドノートのさらなる発展を期することを目指している。
第14巻 『フィールド写真術』 秋山裕之・小西公大 編
★2016年12月
写真撮影を上達したいフィールドワーカーのために、一眼レフカメラによる写真撮影の基礎から、フィールドでの撮影条件を意識した主題を的確に描写するためのテクニック、芸術性の向上につながる写真術について概説。
第15巻 『フィールド映像術』 分藤大翼・川瀬慈・村尾静二編
★2015年1月
映像についての理論編、制作編、応用編からなり、フィールドワーカーが映像を活用するにあたっての注意点から、現地の人びととともにつくる映像、自然・動物を相手にした映像まで分野を横断したフィールド映像術。